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【緊急報告】 江戸時代の自然を引き継ぐハケの森 |
田 中 肇 |
ハケの森と称してほたる村が保全活動をしている小金井市中町1丁目の閉鎖型緑地で、2013年から植生調査
をした。その後、ハケの森に接する武蔵野公園の野川以北の地域(以後 武蔵野公園北部と記す)の植物調査
も実施した。この2つの地区の植物リストの解析から、ハケの森と周辺の自然の貴重さが見えてきた。
記録された植物のうち栽培植物を除いた野生植物の種(しゅ)の数は、ハケの森で218種、武蔵野公園北部では
219種となりほぼ同数で、そのうち帰化植物はハケの森で31種、武蔵野公園北部で68種だった(図)。
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西沢糸信さん ありがとう
18歳、大学1年生の西沢糸信(しのぶ)さんは設立されて間もない野川ほたる村の村民になりました。
野川の源流に近い国分寺市に育ち、母、杏子さんと共に野川や生きものへの関心が高く、杏子さんも続いて入村、
毎年ほたる村だよりに、「虫めづる姫君」と言うペンネームで、虫の詩を寄稿されています。
野川公園で開催された第1回「ほたるまつり」のイベントでは糸信さんは子供たちの劇の指導と踊りの振り付け
など又「ホタル宣言」を爽やかな声で読み上げました。
自宅では2人でヘイケボタルの飼育を手がけ毎年「姿見の池」でのホタル鑑賞会に成虫を提供、国分寺市民は
楽しみにしていました。
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ハケの森の植物図鑑第1版は遠藤基金の助成を受けて製本し、東京都や小金井市などの国分寺崖線自治体の環境関係部局や図書館等に配布し、残部を実費で配布していました。田中顧問の美しい写真と花と昆虫の関係などの明快な解説が好評を得て100部のストックが全てなくなりました。 この度、第1版の解説文を一部修正したり、文字間隔を調整し直し、読みやすく改善して、第2版を200部印刷しました。 今後、印刷費の実費700円で配布することにしました。 ご希望の方は、野川ほたる村の事務局や村民に問い合わせてください。 |
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